建設業界における専門請負業者向け部材調達デジタル化プラットフォームを提供するStructShare Technologies Ltd.へ出資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、グローバル・ブレイン）は、グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合（以下、GB8号ファンド）を通じて、建設業界における専門請負業者向け部材調達デジタル化プラットフォームを提供するStructShare Technologies Ltd.（本社：イスラエル / 以下、StructShare）へ出資を実行したことをお知らせいたします。

建設業界では、配管・電気・内装・コンクリート・空調など様々な分野の工事が専門請負業者（サブ・コントラクター、いわゆるサブコン）に大きく依存しています。米国内だけでも数十万社の下請け業者が存在し、市場は非常に細分化されています。サブコンによる資材調達のデジタル化は遅れており、マニュアルワークフローによる非効率的な業務の発生だけでなく、資材の取り違えや請求ミスによる大きな損失につながっています。サブコンによる部材調達金額は、米国内だけでも年間$500 billionを超えており、調達業務改善の効果は非常に大きいものと考えられます。

StructShareは建設部材調達に関わる全関係者（現場作業者、プロジェクトマネージャー、経理、調達、倉庫、サプライヤー）を1つのプラットフォームでつなぎ、調達オペレーションのデジタル化を実現しています。すでに同領域においてUSではマーケットリーダーとなっており、業界内における多くの企業からその存在を認知されています。

グローバル・ブレインは建設業界とテック業界における深い知見を持つバランスの良い経営陣・チームおよび現場オペレーションをよく理解して作られたプロダクトを高く評価し、出資を決定いたしました。今後、将来的な他国展開と機能拡充による新たなレベニューソースの確立を支援してまいります。