巨大言語モデルの利用を支援するSpiral.AI株式会社へリードインベスターとして出資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、グローバル・ブレイン）は、グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合（以下、GB8号ファンド）を通じて、高度な巨大言語モデル（以下LLM）の導入・活用を目指す企業に対して利用を支援するSpiral.AI株式会社（本社：東京都千代田 / 以下、Spiral.AI）へリードインベスターとして出資を実行したことをお知らせいたします。

Spiral.AIは、世界におけるLLM開発と活用の中核になることを目指すLLMに特化したスタートアップです。LLMはすでに一部の領域において高い性能を示しており、今後も継続的な性能の向上が見込まれ、人々の生活の刷新や新しい技術開発の加速など、様々な側面で社会に本質的な影響を与えるものとして期待されています。一方エンジニアリング観点においては、社会実装に向けたハードルが数多く存在しています。現状LLMに関する取り組みの多くは、業務改善や社内効率化等の局所的なビジネスシーンの活用に焦点があたっており、人々のライフスタイルに変化をもたらす部分に必ずしも向き合い切れていない状況です。

Spiral.AIはコミュニケーションの楽しさに焦点を当てたAI Character事業、GPTをベースとした独自開発の高機能AI言語モデルプラットフォームおよび独自のLLM開発と提供の3つの事業を通じて、LLMの社会実装を推進し、局地的な活用シーンのみならずより大局観に立つことで、人々がその恩恵を広く受けられる世界の実現を目指しています。今回調達した資金は、優秀なエンジニア・事業開発メンバーの採用や、開発インフラの拡充に活用される予定です。

グローバル・ブレインはAIの社会実装という課題に長年取り組んできた佐々木氏をはじめとした経営チームの技術力やノウハウを評価するとともに、LLMを通じて世界に大きな渦を巻き起こすミッションに共感し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、Spiral.AIのさらなる成長に向けた多面的な経営支援を行ってまいります。