全国の倉庫・配送キャリアをネットワーク化しEC事業者の成長を加速する株式会社オープンロジへ出資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、グローバル・ブレイン）は、三井不動産株式会社（以下、三井不動産）と共同で運営するグロースステージのベンチャー企業を投資対象とした総額300億円のベンチャー投資事業「31VENTURES－グローバル・ブレイン－グロースI事業」（以下、グロースI事業）を通じて、フルフィルメントサービスを提供する株式会社オープンロジ（本社：東京都豊島区 / 以下、オープンロジ）へ出資を実行したことをお知らせいたします。

日本全国各地に存在する倉庫は中小企業を中心に構成されており、その資本や立地は分散され、新規の投資余力も限定されていることから、オペレーションの効率化が進みづらい状況です。一方で、EC事業者側の物流ニーズは高まり続けており、商品の品質を担保しながら適切なコストで日々の柔軟な運用にも対応可能な倉庫を見つけることは容易ではなく、新規顧客の獲得に動けない倉庫と、ベストな物流を見つけ出せないEC事業者との間に、情報の非対称性が発生しています。

オープンロジは物流業務をお任せできる柔軟で拡張性のあるフルフィルメントサービスを提供しており、倉庫や配送といったフィジカルなリソースをインフラに変革し、物流業界の非効率を解消しています。単なる自動化や効率化による価値ではなく、伸び続ける日本のEC市場とそれを支える新たな物流網の構築を主戦場に、データを起点とした様々な課題にアプローチし解決するプラットフォーム構築を目指しています。

グローバル・ブレインは、オープンロジのEC事業者の成長に合わせた最適で柔軟な物流サービスを提供できる点や、現場への理解度・経験が豊富な経営者と多様なバックグラウンドをもつ経営チームを評価し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、伸び続ける日本のEC市場を支え、オープンロジが描く新たな物流網の構築を実現できるよう、積極的に支援を行ってまいります。