植物肉原料を開発・生産するフードテックスタートアップのDAIZ株式会社へ出資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、グローバル・ブレイン）が運営する、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合（以下、GB7号ファンド）及びKIRIN HEALTH INNOVATION FUND（以下、KH）は、発芽大豆を使用した植物肉原料『ミラクルミート』の開発・生産を行うDAIZ株式会社（本社：熊本県熊本市 / 以下、DAIZ）へ出資を実行したことをお知らせいたします。

世界的な人口の増加によるたんぱく質の供給不足、畜産由来の環境負荷問題などを背景に世界の代替肉市場は成長を続けており、2030年には1兆8,732億円（注1）まで拡大すると予測されています。

従来の植物肉は、(1)味と食感に残る違和感、(2)大豆特有の青臭さや油臭さ、(3)肉に見劣りする機能性（栄養価）といった課題を抱えていましたが、今後のさらなる市場拡大を前にDAIZは原料に丸大豆を使用し、独自の発芽技術及び加工を行うことでこれらの課題を解決。肉に近い食感・風味を実現した「おいしい」植物肉原料を提供しています。

グローバル・ブレインはDAIZが持つ発芽の特許技術、独自の製法工程並びにフードテック領域の深い知見と高い技術力を評価し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、DAIZの国内外における事業展開とフードテック領域の新たな市場創出に向けた支援を行ってまいります。

（注1）出所：矢野経済研究所「代替肉（植物由来肉・培養肉）世界市場に関する調査を実施（2020年）」