サステナブルファイナンス実装に向けて金融機関にCO2排出量データを提供するConnect Earth Ltdへ出資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、グローバル・ブレイン）が運営する、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合（以下、NCIF）は、サステナブルファイナンス実装に向けて金融機関にCO2排出量データを提供するConnect Earth Ltd（本社：英国 / 以下、Connect Earth）へ出資を実行したことをお知らせいたします。

Connect Earthは、環境配慮を織り込んだ金融サービス（サステナブルファイナンス）の実装に向けて、自社データベースで集計したCO2排出量データを金融機関にAPIを通して提供しています。同サービスを採用した金融機関は、カーボンニュートラル実現に向けたエンドユーザーへの行動変容を顧客体験の中に組み込むことができます。

温室効果ガス排出に伴う気候変動リスクはグローバル全体で重要性が増す大きな社会課題の１つです。世界各国でカーボンニュートラル実現に向けた法整備が活発に進められており、企業活動においてもカーボンニュートラルを目指す動きが拡大しています。また、Z・ミレニアル世代といった若年層を中心に個人の環境問題に対する意識も高まっており、同様にサステナブルファイナンスに対する関心も高まっていくことが想定されます。

このような市場環境の中、グローバル・ブレインはConnect Earthの当該領域に関する深い知見を持つマネジメントチームと、域内でのサステナブルファイナンス実装に向けたリーディングプレーヤーになれる可能性を高く評価し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、日本市場進出をはじめとしたConnect Earthの事業成長を積極的に支援してまいります。