｢KDDI Open Innovation Fund｣、人工知能を活用したナレッジマネジメントソリューションを持つ米国Allganize, Inc.へ投資

グローバル・ブレイン株式会社（以下、GB）が運営するKDDI Open Innovation Fund 2号（以下、KOIF）は、人工知能（AI）を活用したナレッジマネジメントシステムを持つAllganize, Inc. (本社: 米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO: Changsu Lee、以下Allganize) へ投資を行いました。

企業の中にある情報（ナレッジ）を最新のものとして社内のメンバー間で共有することはとても重要です。特に、今後は人材の流動性が激しくなり、個人の経験やスキルを効率よく社内に蓄積しておくことは、企業としての競争力を維持するためにも非常に重要になります。Allganizeは法人企業向けに人工知能を活用したナレッジマネジメントシステムをSaaS（Software as a Service）型で提供します。同社の人工知能の技術を使えば、全てのチームメンバーが業務として読んでいる文書を自動で分類、分析、サマライズし、人工知能を活用して整理したものをダッシュボードとして提供することが可能となります。人工知能が膨大なデータ量を扱えるメリットを十分に活かして、チームにおける生産性を飛躍的に向上させたいと考えています。

同社は自然言語処理およびディープラーニング（深層学習）において高い技術力を持ち、CEOのChangsu Lee氏は前職となる5Rocks社においてもCEOとして2013年にKDDI Open Innovation Fundからの出資を得ており、その後は米国でもトップクラスの広告事業を持つTapjoy社に事業を売却しています。Allganizeは、2017年11月より一部の米国企業に対してβ版のサービス提供を開始しており、2018年3月末までに100社への提供を目指しています。

GBはAllganizeの高い技術力を評価し、KDDIとの連携の支援を行なっていくとともに、積極的に支援を行ってまいります。