2021 年 8 月 31 日
太陽光発電向けAI/IoTシステムを提供するヒラソル・エナジー株式会社へ出資
グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、31VENTURES Global Innovation Fund 2号(以下、31VENTURESファンド)は、太陽光発電設備をパネル単位で保守管理するAI/IoTプラットフォーム『PPLC-PV』の提供を行う東京大学発スタートアップであるヒラソル・エナジー株式会社(本社:東京都文京区 / 以下、ヒラソル)へ出資を実行したことをお知らせいたします。
ヒラソルは、(1) 低コストでソーラーパネル単位の電流・電圧データを取得できるIoT技術、(2) ソーラーパネル毎の発電特性をシミュレーションし、故障診断を行えるAI技術、(3) 発電所における最適な修繕と運用を提案するAI技術の、コアとなる3つの独自技術を有したスタートアップです。
太陽光発電は日本を代表する再生可能エネルギーであり、導入量は2020年6月末で5,700万kW※1と中国、ドイツと共に世界をリードしております。一方で、FIT制度※2の導入から9年が経過し、当初からの稼働案件はソーラーパネルや付属機器の経年劣化が進行しており、メンテナンスや発電量回復の需要は大きく高まっています。 当社は独自技術によるデータ取得から再生提案まで一気通貫したソリューションを提供することで、ソーラーパネルにおける性能の適切な評価と管理、修繕を行っています。
※1 出所:経済産業省資源エネルギー庁『エネルギー白書2020』 ※2 FIT制度(固定価格買取制度):住宅用の太陽光発電など再生可能エネルギーで作られた電力を、国が定めた価格で電力会社などが一定期間買い取る制度
グローバル・ブレインはヒラソルの持つ高い技術力、太陽光発電領域における深い知見を評価し、今回の出資を決定いたしました。今後益々需要増加が見込まれる太陽光事業の中で、国内外のソーラーパネルのバリューアップと更なる展開及び市場創出と組織体制の強化に向けた支援を行ってまいります。
ヒラソルについて
- 会社名
- ヒラソル・エナジー株式会社
- 所在地
- 東京都文京区本郷七丁目3番地1号
- 代表者
- 李 旻
- 設立日
- 2017年2月
- 事業内容
- 太陽光発電用IoTシステムの設計・製造・販売
- 陽光発電の性能調査・保守業務
31VENTURESファンドについて
- ファンド名
- 31VENTURES Global Innovation Fund2号
- 無限責任組合員
- グローバル・ブレイン株式会社
- 運用総額
- 50億円
グローバル・ブレインについて
- 会社名
- グローバル・ブレイン株式会社
- 所在地
- 東京都渋谷区桜丘町10-11
- 代表者
- 代表取締役社長 百合本 安彦
- 設立日
- 1998年1月
- 事業内容
- ベンチャーキャピタル事業
本リリースに関するお問い合わせ先
グローバル・ブレイン株式会社
E-mail: gb_PR@globalbrains.com
URL: https://globalbrains.com/