2006 年 12 月 16 日

IPPジャパン、初の大型ウィンドファーム「里美牧場風力発電所」がいよいよ本格稼動!

GB支援先である風力発電事業を展開するIPPジャパン株式会社(本社:東京都港区)にとって、初となる大型風力発電プロジェクト「里美牧場風力発電所(所在地:茨城県常陸太田市)」が2006年12月に竣工し、いよいよ発電を開始しました。

「里美牧場風力発電所」は、スペイン・エコテクニア社製の1670kwの大型風車6基からなるものであり、日本でも有数の規模の風力発電所です。

通常、風力発電所は発電機の輸送や施行の容易であることや、安定した風が得られやすいことから、海岸等の平野部に設置されるのが一般的ですが、昨今では平野部において風力発電の適地を見つけることは困難になりつつあります。

一方、「里美牧場風力発電所」が位置する山間部は輸送や施工が困難で、また風も山間部特有の乱流が風車に負担を与えるなど、通常であれば風力発電にとっては厳しい環境でありますが、スペインの山間部で鍛えられたエコテクニア製風車の技術的優位性やIPPジャパンのノウハウにより、短期間に工事を終了することができ、またその発電能力も極めて高いといった特徴があります。

12月16日には里美牧場において、地元関係者、エコテクニア、東京電力、住友電設、等の関係者を招聘して開所式が開催されました。

当日は常陸太田市長、及び東京電力、住友電設、エコテクニア各社の首脳陣から、「里美牧場風力発電所」とIPPジャパンの今後に期待するスピーチを頂きました。

IPPジャパンでは、今後も日本国内、そして中国等のアジア圏における風力発電プロジェクトの開拓とエコテクニア社風車の拡販に注力していきます。

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