2001 年 5 月 1 日

森トラストがベンチャーファンドを設立

森トラスト株式会社(本社 東京都港区 社長 森 章)は、ベンチャー企業への出資を目的にした投資事業組合「GV(*)-Ⅰ」(ジーブイ・ワン)を設立します。
グローバル・ブレイン株式会社(本社 東京都千代田区 社長 百合本 安彦)と事業協力し、インキュベーション機能を充実させたベンチャーキャピタルを目指します。
(*)God Valley(ゴッドバレー:神谷町)

森トラストグループでは、神谷町周辺への成長企業の集積を狙って「ゴッドバレー(神谷町)」をキーワードにしたベンチャー支援事業を進めています。
2000年12月には、出資したベンチャー企業だけが入居できるインキュベーションセンター「i-GATE神谷町」を虎ノ門40森ビルに開設し、すでに3社が出資支援を受け入居しております。

今回の「GV-Ⅰ」はその一環であり、「i-GATE神谷町」をコアにした情報ネットワークの広がりを活用し、さらに優良なベンチャー企業をより広範囲に支援することを目的に出資事業を拡大するものです。

  • 今回設立した「GV-Ⅰ」は、森トラストが中心となって設立した投資事業組合(民法上の任意組合)で、ファンド規模は10億円です。
  • グローバル・ブレインは主に投資判断や運営の役割を担う業務執行組合員となります。
  • 森トラストグループの資金とグローバル・ブレインの有する情報、スキルとによって、有望なベンチャー企業の成長を支援し、上場によるキャピタルゲインを狙います。
  • グローバル・ブレインは、ネットワークを活かして投資案件を開拓し、選別を行います。投資対象となったベンチャー企業に対して徹底的な成長促進のサポートを行うインキュベーション機能にウェイトを置いていることが特徴です。
  • 投資対象は、日本国内のIT関連企業が中心ですが、それに限らずグローバルな付加価値を持つビジネスを展開している企業です。

グローバル・ブレインの標章はグローバル・ブレイン株式会社の登録商標です。その他標章および商標名は各々の所有者に属します。