2017 年 12 月 1 日

グローバル・ブレイン投資先の韓国AIスタートアップFluenty社をサムスン電子が買収

グローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:百合本安彦、以下「GB」)は投資先の韓国の対話型AIスタートアップFluenty社(本社:創業後米国に移転、CEO:Kanghak Kim)のコア技術及び人材の獲得を目的として、サムスン電子によるM&Aが完了したことを本日発表しました。サムスン電子が韓国スタートアップをM&AしたのはFluentyが初めての事例であり、今回のM&AによりFluentyの全従業員はサムスン電子に移籍しました。

2015年に設立されたFluentyは、自然言語処理、対話型AI技術基盤スタートアップとして対話型AI ChatBotを誰でも簡単に制作できるBotビルダーFluenty.aiを韓国で初めてリリースし、かつFluentyアプリを通じてスマート・リプライ機能でLine, Facebook Messenger, Kakao Talk, Telegram等の各種メッセンジャーに文脈にそった文面を推薦しユーザーが簡単に返答できるサービスを提供しています。

Fluentyは韓国シードアクセラレーターFutureplayからシード投資を獲得、2016年7月にGBが運用するグローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合をリード投資家として韓国VC Innobaseと共に資金調達を実施しました。またその後、サムスン電子無線事業部のスタートアップ支援プログラム「Creative Square」 1期生として選抜されています。

GBは2015年にソウル拠点を設け、現在12社のポートフォリオを保有しており、今後もグローバルで競争力がある韓国スタートアップに投資を加速する計画です。

またFluentyの投資家であるGB、Futureplay、Innobaseはサムスン電子と様々な形で今後も協力し、成長が期待される韓国内外スタートアップの育成や、エコシステム活性化を促すよう継続的に取り組んでいく予定です。

Fluenty 会社概要

会社名
Fluenty Inc.
所在地
Wilmington, DE
代表者
Kanghak Kim
設立日
2015年1月
事業内容
人工知能(AI)を活用したB2B, B2C向け対話型ChatBotサービスの提供
URL
https://www.fluenty.ai
 

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