株式会社大塚商会と「ベンチャー企業向け特別支援セミナー」を開催

2004年4月14日、グローバル・ブレイン株式会社主催の「ベンチャー企業と大企業の提携戦略」を開催いたしました。今回は株式会社大塚商会のマーケティング本部αWeb推進部の原田和文部長並びに株式会社ビットアイルの寺田航平社長をお招きし、大変貴重なご講演を頂きました。セミナー当日は、あいにくの悪天候にもかかわらず、多数のベンチャー経営者の方にご参加いただき、会場は熱気にあふれました。

大塚商会
「大塚商会のベンチャー企業との提携戦略とは？」

大塚商会とベンチャー企業の協業に関する取り組みについてお話をいただきました。大塚商会では25万社にも及ぶお客様に対して広く販売できる新ソリューションを探していて、優良ベンチャー企業との協業や投資に取り組んでおられます。ベンチャー企業には「優良なWeb関連ソリューション」を期待されているとのことですが、今や企業向けソリューションのほとんどが何らかの形でインターネットに関連していますので非常に広い範囲のベンチャー企業に門戸を広げていると言えます。ベンチャー企業との協業に関する判断基準の中では、営業の担当者が「お客様にお薦めできること」が大きな要因です。営業の担当者の中でソリューションに対する評価が高まれば一気に売上が増える可能性もあり、ベンチャー企業にとって大塚商会との協業は非常に魅力的なものだと思います。一方、「キチンと動くこと」や「キチンとしたサポート」を強く求められたことが印象的でした。長い時間をかけて培ってこられた25万社のお客様のご信頼に応えることを非常に重んじておられることを強く感じました。この点はベンチャー企業と大企業との協業において常に重要なポイントになります。今後GBは、大塚商会の販売力とGBの経営支援・投資を組み合わせて優良ベンチャー企業の成長をサポートしていく協業体制を強化していきます。

ビットアイル

ビットアイルは寺田倉庫グループが立ち上げたiDC企業です。顧客企業が本業に集中できるように各種運用サービスを幅広く提供されていることが大きな特徴です。さらにビットアイルの利用企業同士のビジネス・マッチングなど、顧客企業のビジネス創造支援にも取り組まれ、iDCの枠を超えてインキュベーターとしてのポジションを志向されています。その点でGBのインキュベーションとの相乗効果も大きく、ビットアイルのiDCサービスとGBのインキュベーションを統合したサービスを進めていくというお話をいただきました。

グローバル・ブレイン
「ベンチャー企業を取り巻く資金調達の環境について」

ベンチャー企業の資金調達の基本的な考え方と最近の投資家や金融機関の動向を具体的な事例に基づき説明させていただきました。講演後、活発な質疑応答が行われ参加者の皆さんの理解も深まったと思います。

セミナー全体を通して、参加者の皆様からも大満足の声を頂き、今回も成功裡に終えることができました。今後も、GBではベンチャー企業の経営者の皆様に新しいアライアンスのご案内をはじめ役に立つ質の高いセミナーを定期的に開催していく予定です。